慰安婦法廃止国民行動金柄憲代表逮捕される

 慰安婦像撤去運動を進めてきた真実運動家の金柄憲氏が逮捕されました。李在明大統領が事実無根の歴史認識に基づき個別事件に関して捜査に命令を下した結果です。韓国の法治と言論の自由が大きく揺らいでいます。隣人として強い憂慮を感じます。保守ネットメディア・ペン&マイク朴舜鍾記者が書いた記事を全訳します。(西岡力)

裁判所、「日本軍に連行された慰安婦の被害者はいない」 金炳憲氏に対し、拘束令状発付
朴舜鍾 ペン&マイク 2026年3月21日 02:41      

◇「逃亡の恐れ」を根拠に…「犯罪の証明の有無」については別途言及なし

 「日本軍慰安婦」像(いわゆる「平和の少女像」)の撤去運動を主導してきた市民団体の代表に対し、裁判所が拘束令状(逮捕令状)を発付した。「逃亡の恐れ」があるということだ。
 李知映ソウル中央地方裁判所の令状担当部長判事(司法研修院34期)は、20日午後、市民団体「慰安婦法廃止国民行動」の金柄憲代表に対する拘束令状を発布した。
 この部長判事は、拘束令状発付の理由として「逃亡の恐れ」を挙げた。 

 金代表は、昨年12月29日、ソウル瑞草高等学校前で、同校の校庭内に設置された「日本軍慰安婦」像の撤去を求める旨の文言が書かれた横断幕を掲げ、約7分間写真を撮影した疑い(未申告集会開催)などで起訴された。
 その後、李在明大統領が金代表の活動に直接言及し、「人を傷つける獣」といった表現で金代表を公然と非難した。
 警察は昨年1月、金代表を情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(虚偽事実の記載による名誉毀損)および死者名誉毀損、児童福祉法違反などの容疑で起訴し、捜査を継続してきた。

 警察庁国家捜査本部が金代表事件の「集中捜査機関」として指定したソウル瑞草警察署が13日に検察に金代表に対する拘束令状を申請し、その3日後の17日に検察は裁判所に金代表に対する拘束令状を請求した。
 金代表に対する令状実質審査はこの日(20日)午後2時から約1時間行われた。

◇金代表の弁護士、「拘束適否審査を請求する」

 金代表の弁護を担当している張達泳弁護士(司法研修院34期)は、拘束令状の発布に到底納得できないとし、拘束適否審査を請求する意向を示した。
 張弁護士は「金代表の居住が一定であるにもかかわらず、『逃亡の恐れ』を拘束理由として認めたというのはおかしい」と指摘した。
 拘束前の被疑者尋問の過程で、検察は金代表が日本側の市民団体と緊密な関係を築いてきたため、今後金代表が日本側との連携を通じて日本に逃げる恐れがあると主張した。

 これに関連して張弁護士は「捜査機関の要請で法務部が金代表に対する出国禁止措置を取っている状態なので、もし金代表が日本に逃げるなら『密航』以外に方法がないので、お話にならない」と反論した。

朴舜鍾客員記者

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